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| 第5分科会
講座:環境問題(学校や地域のゴミ問題) |
| 講座 講師 | 十勝環境教育センター代表 | 太田理三郎 |
| 協 力 者 | 富良野市立山部中学校 教諭 | 三村 勉 |
| 問題提起者 | 恵庭市立恵明中学校(組織対策委員長) | 高橋 次郎 |
| 司 会 者 | 福島町立福島小学校(組織対策委員) | 松台 祐吉 |
| 静内町立山手小学校(組織対策委員) | 藤村 真 | |
| 記 録 者 | 清水町立清水中学校(組織対策委員) | 相坂隆三郎 |
| 函館市立本通中学校(組織対策委員) | 木村 敏幸 | |
| 運営 委員 | 富良野市立樹海西小学校(組織対策委員) | 菅原 直樹 |
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参加 人数 1日目 228名 2日目 119名 講師報告:「環境調和社会に」 1970年ごろ、四日市郊外が新聞を賑わしたころの風潮として、工場が加害者であり、消費者は被害者であった。現在、我々はこの環境問題、特にゴミ問題・ダイオキシン・環境ホルモン等の関係について、加害者であり被害者であるという意識を持たなければならない。 協力者報告:「環境都市富良野市とゴミ処理問題の今日的状況」 富良野市はリサイクルの町として、リサイクル率56%ということで、全国的にも有名になった。埋立処分場の閉鎖問題が契機となり、生ゴミをどうするかという取り組みの中で生まれてきたのがコンポスト(堆肥)である。農業都市として生産性を追求する中で、生ゴミを再利用しようとする発想で生まれた。次に可燃ゴミ、いわゆる固形燃料(RDF)化である。焼却や埋立でなく、それを原料化(再利用)しようとした。しかし、ダイオキシン問題により、その固形燃料をどうするのかという問題がある。現在6種分別に取り組み、粗大ゴミも含め7種分類まで行っているが、ゴミ処理に関わる費用は富良野市の歳出の約15%を占め、予算の硬直化により予算が取れない現状にある。今後、長居スパンで何を優先させるかが大事になってくる。富良野市の今日的課題として、RDFの活用先、施設の老朽化、資源化率向上、広域処理分担の分配、固形燃料のダイオキシン問題等がある。今後、TDF(固形燃料)の生産に向かうとすればどうしていくのか。建設費用をどうするのか。脱焼却に向かうときに立ちはだかる諸問題。脱焼却に進めば必然的に安全な農作物ができる。今、消費者が求めているものは安全であり、これからはさらに農業問題も検討していかなければならない。ゴミ分別が非日常から日常へと転換されていくことが必要であり、これなくしては先に進まない。身近であることが克服のキーワードでないか。学校において環境科というものは存在しない。 組織対策委員会報告:「学校や地域のゴミ問題」 2年前に取り組んだ当時の状況と、現在の取り巻く状況は加速度的に変化してきている。結果的に、ダイオキシンから環境ホルモンまで触れざるを得ない内容になっている。ドイツの環境法を見ると、「事前予防の原則」「発生者責任の原則」「現状保護の原則」「国家と経済の協力の原則」の基本的にはこの4つの部分、特に予防の原則がきちんと明文化されている。ゴミ問題についても、情報公開というものが基本的な方法として大事なものになってくる。学校のゴミは事業系廃棄物であり、学校では勝手に処理できない。各自治体の廃棄物の処理に従わなければならないということが基本になってくる。埋立処分場(最終処分場)について、全国的に4例の住民投票が行われたが、いずれにおいても反対票が賛成票を上回っている。しかし住民投票の結果がその内容を覆すまでには至っていないのは、端的に言うなら法的拘束力がないからである。 1.討議の内容 |
| 渡島 |
十勝環境教育センターの設立の経緯と活動、公的助成はどうなっているのか。事務職員として環境に対してどういうことができるのかを考えたとき、教育委員会よりも意識を持って変えていくことができるのが事務職員ではないか。仮装行列で出るゴミの処理について良いアイデアがあれば教えてほしい。 |
| 講師 |
環境センターは市民公害会議が発足した1970年、労働運動と一緒になりながら進められた経緯があるが、半分以上が個人の寄付で、公的助成は一切もらっていない。河川改修の歴史等の資料の作成を行ったりしている。仮装行列とゴミ問題について子どもたちに考えさせることが必要。発想の転換が必要であり、子ども自信に考えさせる場を作るという教師の発想がなければならない。 |
| 協力者 |
仮装行列は子どもたちに教える場面、教育活動の1つとして大切であり、ゴミをどう処理していくのか、見通しを持った計画が必要ではないか。 |
| 日高 |
静内の現状は、焼却炉は4月に全校で廃止されシュレッダも設置された。委員会と学校で話し合いが持たれたことはなく現場においてもゴミ分別や環境に対する意識は低い。PC食器はそのままになっているが、昨年度陶器製の食器を試行調査している。環境問題について職員に啓蒙する具体的策はないのか。 |
| 協力者 |
全道教研にないても取り組みが遅れているのが現状である。そういう学習の場に触れていくのも必要ではないか。 |
| 講師 | 先生方の意識改革をしていかなければならない。先陣を切る行動をとってほしい。 |
| 日高 |
僻地においてゴミの収集回数が非常に少ないという問題がある。住民運動と結びつけていかなくては、ゴミの収集問題についてはとをにもならない。地域住民の意識を変えていくには、学校としてどうするか。 |
| 講師 |
教育委員会の仕事として、ゴミを収集するのも学校管理上の1つであるという要求をしていくこと。行政が責任を持つことが基本であり、過疎地においても公平な行政を望むことができる。教員に働きかけ、地域を取り込んでいくことが必要なのではないか。 |
| 函館 |
焼却炉を使っているところはなく、業者が収集している。今年から本格的分別収集が開始されており、シュレッダーはほとんどの学校で配置されている。牛乳パックの回収について一時期問題になったことがあった。教育委員会を経由せず、直接環境部から学校におりてきた経緯があり、条件が整備されていない状況でも整備だった。 |
| 提言 |
予防の原則において、より安全な方向性、間違えるにしても、より安全な方向で選択することが基本的な考え方になってくるのではないか。 |
| 協力者 |
スクールアジェンダのように構造的にすべてを動かしていかなければ、日常的なものにいかないのではないか。 |
| 講師 |
自分の命を守るという観点で行動し、自分で勉強するしかないのではないか。この学校現場で先生方に還元してほしい。 |