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施設設備学校建築に係わるアンケート
2001年9月7日 北海道公立小中学校事務職員協議会 組織対策委員会

 今回第5分科会の運営にあたり、施設設備学校建築および学校トイレに関わるアンケートを実施し第5分科会資料として活用いたしました。
 アンケート結果をお知らせしますとともに、ご協力いただいた支部に対しお礼申し上げます。

基礎データ

経験年数 人数 割合 大規模改修新築経験あり 大規模改修新築経験なし 回答無し
0〜5年 17 3.2% 13
6〜10年 154 29.5% 27 113 14
11〜20年 109 20.9% 46 51 12
21〜30年 177 33.9% 90 59 28
31年以上 34 6.5% 22
回答なし 31 6.0% 30
合計 522 100% 189/522=36.2% 242/522=46.4% 91/522=17.4%
*ご協力いただいた6支部集計は522人/610人で85.57%でした。

A.学校施設設備の安全衛生維持の取り組みや改善改修そして新築改築などについてうかがいます。

Q−1(あなたの考え方について伺います)
*あなたはこれらの仕事が事務職員の職務に占める割合をどのように考えていますか。

Q−2(実態)
*現在の勤務校で、これらの仕事が実際事務職員の職務に占めている割合はどうなっていますか。
70%程度 50%程度 30%程度 10%程度 その他 回答無し
Q−1 17(3%) 154(30%) 109(21%) 177(34%) 34(6%) 31(6%)
50%以上171(33%) 30%以下286(55%) ・数字で示せない−多数  
Q−2 21(4%) 96(18%) 161(31%) 195(37%) 41(8%) 8(2%)
50%以上117(22%) 30%以下356(68%) ・数字で示せない−多数  
考察:考えでは95%が、実態では68%の回答者が30%程度以下になっている
    70%程度〜50%程度では、考えが実態より11ポイント多い
    逆に30%程度〜10%程度では考えが実態より13ポイント少ない
    数字・%で判断することに違和感を訴える意見が多数あった

Q−3(Q−2の回答で割合が30%以下の方に伺います)
*その原因について以下の項目から選んでください。(おおむねそうだという判断でもよろしいです)
ア−そこまで手がまわらない 45 (10%) ・管理職対応と考える−複数
・保健体育部との連携でおこなっている
・教頭、事務職員、公務補で分担している。
・みんなでやっているという押さえ−複数
・主体的、創造的に担う分野ではあるが自分一人が勝手に行うことではない。
・そのことが大切だということと、その仕事の割合が多いということは必ずしも一致しない。
・もっと積極的に関わるべきと思うが実際には対処的になっていて手が回らない。
・予算が伴わない−複数
・全員がかかわるべきだ−複数
イ−主に校長や教頭がやっているので 211 (48%)
ウ−やっかいだし面倒だから (1%)
エ−施設設備の仕事は考えたこともない (2%)
オ−現在の勤務校では課題が少ないので 51 (12%)
カ−その他(右の表に掲載) 55 (12%)
回答無し 65 (15%)
合計 441 (100%) 30%以下は356人なので85人多い
考察:ア−そこまで手がまわらない−が10%である。
    イ−主に校長や教頭がおこなっている学校が48%であった。
    カ−その他では、学校組織として分担していたり、協働など連携で進めているという実態や
       予算が伴わないなど財政的な理由で改善改修が滞っていることも見逃せない

B.自主的な安全点検活動や保守契約委託業務の実態についてうかがいます。

Q−4(実態)
*現在の勤務校で、学校施設設備の安全点検活動の実態はどうなっていますか。
ア−事務職員が組織化している 22 (4%) ・何かあれば教頭と事務職員に連絡する
・生活指導で組織化し以上があれば事務へ連絡することにしている
・全教職員で行っている−複数
・随時見回りなどで安全点検が習慣化されている
・教頭が組織化している−複数
・事務部や管理部で組織化−複数
・防火管理の分担ごとに毎月実施
・管理職が月1回実施している
・組織化されているが実施していない
イ−他の係と協力協働で組織化している 135 (26%)
ウ−他の係が組織化している 258 (49%)
エ−現在安全点検活動は実施していない 52 (10%)
オ−その他 52 (10%)
回答無し (1%)
合計 522 (100%)  
考察:アとイで30%の事務職員が「組織化の取り組み」にかかわっている
    ウ−他の係の組織化が約半数であるが、事務職員がどのようにかかわっているのか本調査では
       不明であり、今後の課題であろう

Q−5(保守契約)
*現在の勤務校で、保守契約委託業務の点検などには誰が立ち会っていますか。
ア−事務職員 (1%) ・事務職員と用務員と管理職のうち誰かが立ち会っている−多数
・立ち会っていない(業者に任せている)
イ−管理職 182 (35%)
ウ−用務員 13 (2%)
エ−事務職員と管理職 143 (28%)
オ−事務職員と用務員 18 (3%)
カ−管理職員と用務員 104 (20%)
キ−その他 49 (10%)
回答無し (1%)
合計 522 (100%)  
考察:ア−が1%であった。また、エ・オ・カの連携が51%となっている
    事務職員の関わり(ア・エ・オ)は全体で32%となっている
    管理職の関わり(イ・エ・カ)は全体で83%となっている
    キ−事務職員と用務員と管理職のうち誰か−という回答が多かった


C.個別の課題として、現在の勤務校の子どもたちのトイレの快適度についてうかがいます。

Q−6(快適度)
*トイレの現状に課題のある学校、満足している学校、さまざまと思います。あなたの学校の様子をおおまかに判断してみてください。
ア−快適 59 (11%) ・掃除がいきとどいている
・きれいだが職員と子どもの共同−複数
・冬期間暖房費節約のため寒い
・家庭は洋式なのにいつまでも学校は和式から抜け出せないでいる
・個数が少ないので増設を要求中
・水洗でないため臭いという問題もある
・現在回収中−複数
イ−ほぼ快適 151 (29%)
ウ−やや不快 138 (27%)
エ−不快 105 (20%)
オ−なんとも言えない 54 (10%)
カ−その他 12 (2%)
回答無し (1%)
合計 522 (100%)  
考察:快適・ほぼ快適が40%であるが、やや不快・不快が47%にも達した

Q−7(実態−やや不快、不快と回答された方に伺います)
*学校のトイレの実態を3K(くさい、くらい、きたない)とか5K(くさい、くらい、きたない、こわい、こわれている)と表現しますが、あなたの学校のトイレの実態はどうだと思いますか。
ア−3Kの一つないし二つが当てはまる 172 (47%) ・くさい、こわい、くらいの3K
・冬季、寒冷地においては寒いという問題がある−複数
イ−3Kのすべてが当てはまる 33 (9%)
ウ−5Kの四つが当てはまる 45 (12%)
オ−5Kのすべてが当てはまる 16 (5%)
回答無し 98 (27%)
合計 364 (100%) 不快、やや不快は243人で121人多い
考察:4〜5Kが17%にも達している
    北海道の場合寒冷地なので、防寒の課題もある


D.あなたがイメージする「子どもたちの生活の場としての学校」とはどのようなものですか。
たくさんの率直なご意見をいただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
紙面の都合もあり大変失礼とは存じますが、下記のようにまとめさせていただきました。

《生活の場としての施設設備》

1.安全、衛生的、機能的、のびのび、快適、明るい、ひろびろ・・・多数
2.安全の上に成り立っている冒険が可能である空間・・・複数
3.一見無駄だと思われるスペースも必要だ、子どもが隠れる場所も大事だ・・・複数
4.地域の中心となり得る複合的なものであってほしい・・・複数
5.特に生理現象(トイレ)などプライバシーの保障がされているところ
6.子どもの目の高さで作られた施設設備であること・・・複数

《子どもの環境への働きかけや子どもの権利》
1.子どもの意見を拾い上げるシステムのある学校・・・複数
2.子どもたちからも声が上がり、改善されるような場となるようなもの
3.遊びや授業を通じて社会性を身に付ける場
4.子どもたちの意見表明権が保障されていること・・・複数
5.子どもたちが考えて遊べるところ
6.公共性を備えた、社会生活のできる場所

《学校づくりの考え方》
1.生活の場という言葉を含めて改めて考えるとよくわからないのです。むしろ、遊びの場としての学校で
  あってほしいと願います。
2.生活の場−危険の存在−危険の排除−管理強化ー非生活の場の接点をどうとらえるか
3.「生活の場」として学校をとらえていないので
4.このスペースでは書けません・・・複数
5.決して「教授」中心の学校ではなく、子どもの生活権が保証されていて、そこに働く全職種職員が
  子どもたちを支援するため協力協働が構築されている学校・・・複数
6.バリアフリー化され、地域の人々と交流しやすい学校で、さらにはプライバシーが尊重される空間がある
  学校
7.教員と子どもと黒板があればよいという考えは考えていかなくてはなりません
8.「子どもが生活する場」=学校が子ども自身の成長の力に期待するものであり、そういった子ども自身の
  活動を広い目で暖かく見守り、学級・学年集団づくりや学習に生かしている職員相互の理解と協力関係
  が不可欠と考える。

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